2010年12月7日

がん患者の弾丸一人旅〜スイス編1



皆さん、大変長らくお待たせしました〜♪(←もう誰も待ってない?) 

年の瀬も近づいて参りましたねー。私の今年のハイライトも、とくかく今年中にここに記しておこうと思います。

よって、7月までさかのぼり、以前中途半端に終わっていた、スイス旅行記(7月22日〜29日)からです(すみません、今頃...汗)

前回の記事:「バーゼル5泊7日のがん治療の旅 〜 プロローグ」

***

出発の日に、サンフランシスコ空港で搭乗した飛行機が壊れて皆降ろされたりしてさんざんな目にあったのは前回の記事で書いた通りです。

...が、到着したドイツのフランクフルト空港でもまたまたハプニング。ちょうどその時間に入国審査口&税関が臨時閉鎖されてて、よく訳の分からないまま別のビルディングまでテクテク歩かされて、そうしてるうちに迷子...汗。

なぜか行き着いたのは国内線の乗り換えターミナル、必要もないのに、再度出発のセキュリティチェックの長蛇の列にハマってしまいました。(汗)

その辺に立っていた係のおじさんに「私はココを通る必要はないんですけどぉ〜、出口はどこですか??」と必死に質問したのにこーゆー時に限って英語が全然通じません。(←ドイツ人は皆英語が分かるとタカをくくってた)

で、結局そんなこんなでまた2時間ほどムダにして、お陰で最終のバーゼルへの直行列車に乗り損ない、乗り継ぎ線を使ってやっとバーゼルに到着したのが夜の11時過ぎとなってしまいました。


Basel SBB駅


まあ不幸中の幸いは、この日はバーゼル駅(Basel SBB)の真ん前にあるホテル(Hotel Victoria)を取っていたので、徒歩1分、直ぐにチェックインできた事でしょうか。



Hotel Victoria


この日(金曜日)は、本当ならばお昼の2時くらいにここに到着し、ちょうど同じ日に東京から到着したS氏(昨日ちょっとだけご紹介した、30歳のpNET患者のお父様)と夕方お会いする予定でしたが、結局こんな時間になってしまったので、翌日の朝食時に会う事になりました。

その他にもその翌日は、ずーっと会いたかったフランスはコルマール近郊在住のブロ友、たくわんさんご一家、そして今回緊急時のサポートを快く引き受けてくださった、バーゼル日本人会の皆さんとお会いする約束をしていました。

サンフランシスコ出発時からず〜っと、散々な思いをして体はもうクタクタなはずなのに、心はワクワクしちゃってその夜はなかなか寝付けなかったのでしたw


次回につづく...

***

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2010年12月6日

ご無沙汰してます。パート2

コナーも元気でーす♪


*先日アジリティの記事にコメントくださったアヤさん、誤ってアヤさんのオリジナルのコメントが削除されてしまいました(大汗!!)でも内容は読んでいたので、お返事は書かせて頂きました。本当にごめんなさい!


皆さん、またまたお久しぶりのまことです。

気がつくと、もう12月なんですね〜。日本から帰ってきてもう1ヶ月たってしまいました。(驚)

私は元気に過ごしていましたが、日本滞在があまりにも楽しすぎで、戻って来てしばらくは気が抜けたような、なかなか元のペースに戻れない毎日を送っていました。(笑)

7月末にバーゼルから戻って以来、ブログ更新もすっかりサボってしまったので、その間に起きたことをまとめてみました。(本人も覚えてないので、ツイッターの自分のつぶやきを見ながらおさらいです♪)

まず、日本に行ってたのが10月22日から11月5日の2週間。戻って来た翌週に、病院で治療後初めての胸腹部CTを撮りました。

約3ヶ月半後の腫瘍の大きさは「変化なし♪」 でした。

前回(5月)には増大傾向にあったので、とりあえず腫瘍の成長にストップを掛ける事ができました。(嬉)

そして腫瘍の様子に関しては、レポートに「(腫瘍の)輪郭が多少ぼやけた感じで、ほとんどの腫瘍の中心部は壊死状態」と書かれていました。

これが何を意味するのか詳しくは分かりませんが、2年前のPRRT治療後にも同じく事が起きて、その6ヶ月後には腫瘍がかなり縮小したので、良い兆候ではないかと勝手に喜んでいますw

とゆーことで、主治医のホークアイも次回の検査は4ヶ月後で良いだろうと言ってくれました。

もちろん、来年の3月中旬まで、病気も治療も忘れて遊びまくるつもりです。(あと仕事も適当に...笑)

***

今日もご機嫌コナー♪


ところでこの放射性核種を使ったPRRT治療、最近は日本からも検索で私のブログにたどり着く方が増えたように思えます。

実際、バーゼルでは今年は日本人患者のラッシュだったみたいです。(笑)

私の知る限りでも、私の治療に先立って、7月の始めに関東在住のNさん(胸腺カルチノイド)が4回目のPRRT治療を受け、腫瘍も縮小傾向になるようです。

そして、7月は私の治療&入院の日程に合せて、30歳になったばかりの膵内分泌腫瘍(pNET)の女性のお父さま(S氏)が、東京からはるばるバーゼルに来られて、実際に病院での治療の様子を見学し、そして直接医師と娘さんの治療の受け入れを交渉されました。

Sさんの希望は受け入れられ、つい先月、Sさんは娘さんと再度バーゼルに渡って、無事1回目の治療を終えて帰って来られました。

Sさんのお話では、病院に日本でインターンの経験があり、日本語の分かる新しい研修医の方が居たそうです。正式にこの病院で働く事になれば、これから日本から行かれる患者さんには心強いですね!

そして8月は、ご存知ふくろう猫さん(pNET)が3回目の治療を受けました。彼女もそれ以降腫瘍の増悪はないそうです。(やったー♪)

その直後に、同じSFベイエリア在住で、私と同じ病院に通っている日本人男性(カルチノイド)がバーゼルに行かれました。

そしてつい最近ですが、日本でもお会いする事のできた福岡在住のとても素敵なご夫婦(ご主人がpNET)のバーゼル行きが来年2月に決まりました。その方の某有名大学病院の主治医も、PRRTに関するヨーロッパでの臨床の論文をかなり読まれたらしく、100%支持してくださっているそうです。(なんて素晴らしい!)

***

従来の抗ガン剤治療がなかなか効かず、ずっと有効な治療がないと言われてきた内分泌腫瘍ですが、このPRRTを含め、他にもRAD001(治験の成功で承認も時間の問題)やSUTENT(つい先日ヨーロッパでいち早く承認)といった有効な分子標的治療薬がこれからどんどん身近になって来ると思います。

私たち、患者の未来はまだまだ明るいですよー!!

そして、去る11月10日は、第一回世界NET CANCERアウェアネスデーでした。稀な病気のため、当初は署名1000人が目標だったそうですが、それを遥かに超える4000人以上の署名が集まりました。

このブログや、ツイッターの呼び掛けに応えて署名してくださった方、ありがとうございます。

この稀な病気の知名度が上がらなければ、誰も注目しない。誰も注目しなければ、お金も集まらない。お金が集まらなければ、この病気に関しての研究も、治療法や新薬の開発もなにも進まない。

一般の皆さん一人一人の暖かいご協力で、将来私たちNET患者は救われるかもしれません。本当に感謝しています。

私も引き続き、微力ながらこの小さなブログで精一杯NETを「宣伝」していきますのでこれからも宜しくお願いしま〜す。

とりあえず、まずはこれから年末に掛けて、ずっと書く書くといってまだ約束を果たせていない、私の2つの「無鉄砲がん患者の海外弾丸旅行記(?)」を終わらせたいと思います。

年内に書き終えるのが目標で、来年からまた日記形式で書き続けたいと思います。

それではまたー♪

<おまけ>

最近はコナーの話題がご無沙汰なので、ちょっと前にアップしたビデオをご紹介♪(ツイッターでは一度紹介しましたが)

アジ練に加えて、10月からはコンディショニングのために水泳レッスンを始めました。(笑)

こちらは2回目のレッスンの様子です。(注)コーチと私のはしゃぎ声がうるさいです。



殆ど溺れてるような凄いフォームですが(汗)、初回レッスンはコーチにしがみついてひーひー言って意地でも泳がなかったので、これでもかなりの上達ですw

なんだか「犬だったらフツーに自分で泳げよ!」って声が聞こえてきそうですが(笑)、純粋な猟犬とかじゃなければ、本能的に泳げる犬って結構少ないんですョー。

ダルメシアンも例外じゃないかも..。


飛び込みが出来れば、Dock Divingもできるんだけどねー(笑)

Dock Diving



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2010年11月7日

ご無沙汰しています。


印象に残っている美しい横浜の夜景


皆さんこんにちは。約2ヶ月ぶりの更新になってしまいました。

お久しぶりですのまことです。

ツイッターを見て下さっていた方はすでにご存知だと思いますが、この2週間日本に行ってました。昨日、SFベイエリアに戻って来ました。

2週間、楽しくて楽しくてあっという間でした。本当にまだ帰りたくなかったです。(笑)

ちなみに前回日本に行ったのは、がんだと分かる直前の2006年4月。なのでまさに4年半ぶりでした。

今回の旅行の目的は、実家の両親に私の元気になった姿を見せるのと、このブログを通して知り合って交流を深めた、日本全国のがん友さん、ワン友さんに会いにいくことでした。

たった2週間でしたが、一人でも多くの方々にお会いしたいと思い(それでも全員は無理でしたが)、ジャパンレールパスを使って、日本縦断(東北←→九州、一往復)を決意しました。

残念ながら、ゆっくり各地を観光という訳には行きませんでしたが、どうにか計画どおりに7県、11都市を周り、ブログ友さんを含む22組(家族の方々などを含めると、総計40名以上!)の方にお会いする事ができましたー!

行く場所行く場所で、大変なおもてなしをしていただき、感謝の気持ちで一杯です。


「頂いたお土産だけでもこんなにあります!!」
(途中、実家で食べてしまったものも含めるともっとありました)

会う人皆に「健康な人だってハードなスケジュール」だと言われましたが、無事に終わって本当にやってよかったなーと思います。

日本全国に住むいろいろな方とお会いし、お話を伺ったり、時にはばか騒ぎしたり、皆さんの生活の一コマを垣間見ることができて、この2週間でまた一回り成長できたような気がしています。

そして今回お会いした方の半数は、がん患者やその家族の方々でしたが、想像していた以上に皆さん元気で前向きで明るく、力強く生きていらっしゃる姿にたくさんの勇気と励ましを頂きました。

忙しい毎日のスケジュールの合間を縫って、これまた私のタイトスケージュルに合せてお会いして下さり、本当にありがとうございました。そして今回お会い出来なかったブログ友の方々を含め、次回も元気でまた再会する事を楽しみにしています。

この日本縦断の旅の様子は、ボチボチ(←ほんとにボチボチ)ブログでアップして行きたいと思います。

時差ぼけと旅の疲れがどっと出て、戻って来てから寝てばっかりいるまことでした。

それではまたー♪

「うひょ〜♡」

コナーにも沢山お土産頂きました。

「みんな、ありがと〜♪ by コナー」

2010年9月5日

ただいま仕事多忙につき...

ブログ更新をサボっています。ごめんなさい。

私の「持病」より怖い税務申告の締め切りが近づいています。(恐)

でもみんな元気ですので、ご安心くださいませ♪

メールをくださったayakoさん、yoshijiさん、rieさん、そしてたくわんさん、まだお返事が出せずにすみません。一段落着いたらすぐに出します。

ブログもあと一週間ほどお休みさせて頂きます。ツイッターではぼそぼそ呟いてるかもしれません。

それではまたー♪

まことより

2010年8月29日

下半身強化トレーニング



皆さん、こんにちは♪

先日のNETアウィアネスデーの記事で、沢山の方に署名のご協力を頂いています。ありがとうございます。

この病気とは全く無縁の方からも「署名しましたよー」というメッセージやツイートを頂いて、とても嬉しく思ってます。1000名以上の署名を集めるのが目標のようですが、まだまだ長い道のりです。

引き続きご協力お願いしまーす!

***

で、話はごろっと変わって、ちょっと前にご紹介したこのDVD(アジ競技会場のくじ引きで当たりました)

Pilates for Pooches(犬のためのピラティス)


出演しているのはここSFベイエリアのマリンカウンティにある総合動物病院で、犬のリハビリ、コンディショニングなどをやっているフィジカルセラピスト、Sarah Johnson さん。

このDVDは健康な犬(特にアスリート犬)のために作られた、コア筋肉を鍛えるプログラムです。


その中にあったのがこちら↑、トレッドミルを使った下半身(後ろ脚)強化運動。後ろ脚だけ動かしてます。

犬は元来、鼻と前脚だけで進む方向を決めているらしく、後ろ脚に注意が行かず怪我の原因になりやすいそう。この運動は、後ろ脚を意識させ、筋力も強化されるので怪我の予防に役立つらしいです。

なのでトレッドミル大好きコナーも早速挑戦してみました。

この場合は「超」スロースピードでやることだそう。


(注:後半は音楽がうるさいです、多分)


後半はいつものジョギングの様子(最近は私が朝食を作っている時にも勝手に走ってます..笑)

ピラティスやってる姿はまた次回にでも...。(笑)

今日も簡単更新で、おやすみなさい♪

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2010年8月26日

カルチノイド・内分泌腫瘍のアウェアネスにご協力を!


2010年11月10日は、第一回「世界NETアウェアネスの日」です。


皆さん、こんにちは♪

昨日に引き続き、NET関連ニュースです。ご存知かと思いますが、NET(Neuroendocrine Tumor)とはカルチノイド、内分泌系の腫瘍の総称です。

実は今年に入って、このNETのアウェアネス(一般のより多くの人にこの病気の事を知ってもらうこと)を高めるために、The World NET Community と言う世界レベルのNET患者のサポートコミュニティが発足したのですが、3月10日にその設立式がドイツはベルリンで行われました。

そして、来る11月10日が、その第一回目の「世界NETアウェアネスの日(Worldwide NET Cancer Awareness Day)」と定められました。

The World NET Community は現在、ドイツ、アメリカ、イギリス、オランダなどの、世界11カ国にあるNETリサーチ、サポートグループ、チャリティー団体などで成り立っていますが、今のところ日本からの登録はありません。

ていうか、日本でNET独自のサポートもしくはリサーリグループはまだ存在しないと思います。(一番近いものとして、先月から膵内分泌腫瘍の患者の会を始めてくださった、パンキャンジャパンになると思います。)

なのでこの機会にぜひ日本の皆さん(患者やその家族だけでなく、このブログ等を通してこの病気を知って下さった人たちにも)、このサイトにあるNETアウェアネスのproclamation(宣言文)の署名にご協力下さいませ。(私もアメリカと日本の両方から署名しました。笑)

宣言文


日本からの署名者が増えることで、日本国内のアウェアネスを高めるよう、世界コミュニティに働きかけることができるかもしれません。本名を出したくなければ、ニックネームでもOKで、サイトに3カ所必要事項を記入するだけなので、とっても簡単です。

1.まず、Proclamation(宣言文)のページに行きます(http://netcancerday.org/resources/proclamation/)宣言文の日本語訳は下(↓)をご覧下さい。

2.「宣言文」の一番最後にある「Sign the Proclamation(宣言に署名する)」をクリックします。

3.Your Name or Nickname に自分の名前、もしくはニックネームをローマ字で記入します。City or Townには自分の住んでいる市、もしくは町の名前をローマ字で、そして最後にドロップメニューでJapanを選びます。そして、その下のSubmit(提出する)のボタンを押します。それだけです。

今のところ、全世界で207人ほどの署名が集まっているようですが(サイトによると)、皆さんの沢山の署名で、日本のシェアを増やしましょう!

宜しくお願いします。(もし「サインしたよー」と私にも教えてくださると嬉しいです♪)


宣言文の翻訳です】
(つたない日本語ですみません...汗。意訳してます)

前文

内分泌腫瘍(NETs)はしばしば悪性化し、転移性のがんに発達するので、治療をしなければ深刻な状態、もしくは死につながります。

しかしこの事実を、医療のプロフェッショナル(つまり医者)はしばしば軽んじることがあります。

NET患者はよく誤診されたり、病名の確定が遅れたりするので、こういった場合にその後の生存率やQOLに悪影響が及びます。

そしてさらに、専門医の充実したネットワークが不足し、治療が断片的で限られている場合があります。

NETの発見や治療に進歩は見られるものの、すべての患者がその恩恵に与かり、迅速な対応を受けられるわけではありません。

こういった問題がなければ、NET患者の予後とQOLは、今よりも遥かに改善されるでしょう。

よって、私たちThe World NET Communityは、来る11月10日(水曜日)を「第一回世界NETアウェアネスの日(Worldwide NET Cancer Awareness Day)」とし、患者、その介護者、医療関係者をはじめ、幅広いコミュニティに呼びかけ、NETの早期発見、診断、そして誰もが最良の治療とケアにアクセスできる必要性について意識を高めていくことを宣言します。


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2010年8月25日

朗報でーす♪

(...と、その前に、リンク集(この上↑あたりかな...)をやっとアップデートしました。ご協力ありがとうございます♪)

皆さん、こんにちは。ブログ更新をさぼりにさぼっているまことです(汗)。

いつも見に来てくださる方、すみません。

ところで、今日はカルチノイド及び内分泌腫瘍の患者さんに良いニュースが飛び込んできました♪

本日付けのCCF(Carcinoid Cancer Foundation - 内分泌腫瘍のリサーチ、教育を奨励する全米最大の非営利財団)のニュースによりますと、米国FDA(日本の厚生省のような機関)がとうとう米国内でのPRRT治療の治験を承認したそうです。

今回承認された薬剤はオランダで使われているLu-177。Y-90よりは少し弱いと言われていますが、投与の回数が若干増えると言うだけで、効果はY-90とさほど変わりはないと言われています。(実際、Y-90よりターゲットに正確に当たる、という医者もいる)

詳しい記事(英文)はCCFのブログ http://carcinoid.wordpress.com/をご覧下さいませ。

全米初の治験先は、テキサスはヒューストンにあるExcel Diagnostics Imaging Clinic だそうです。

よく、日本でのがん治療薬、治療法の承認は欧米よりも遥かに遅れている、と聞くのですが、米FDAの承認は、日本で数年後にそのまま追従されるケースが良くあると聞きました。

なので、今回FDAが7〜8年掛けて調査した結果に日本が「ピギーバック(相乗り?)」することもあるということでしょうか?(詳しいことをご存知の方はぜひ教えてくださいね)

PRRT治療は、ヨーロッパでは(そして米国でも徐々に)手術不可能な「ソマトスタチン陽性の内分泌腫瘍」のコントロールに最も効果のある治療の一つだと考えられています。

もちろんPRRTだけでなく、がん患者それぞれが、数ある選択肢の中から、今できる自分にあった最良の治療を選ぶことができ、たとえ現在の段階で根治は望めなくても、さらなる未来への希望(新薬、画期的な治療法など)に繋げていくことが出来たらと思っています。

立ち止まらず、後ろは振り返らず、ただ前進あるのみですよー♪(時々立ち止まって深呼吸するのはおすすめですが...笑)

☆がん患者に医療の自由を☆


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2010年8月16日

血圧上昇??


【質問】さて、コナーの体はカラーでしょうか、それとも白黒でしょうか?笑


皆さん、こんにちは、最近ずっと埃を被ってたデジイチをまたいじり始めたまことです♪

まあ、それとは全く関係ないのですが、ここ3、4ヶ月でなぜか血圧が急上昇してます(汗)。原因がよく分かりません。治療もしていたわけじゃないのに...。スイスで治療前に計った時も、上が160近くありました。

看護士の人は「きっと緊張してるからでしょう」と言ってあっさり聞き流された?のですが、2ヶ月くらい前も、S大病院で同じことを言われました。

でも私は昔から低血圧気味で、上はせいぜい100〜110くらいしかなかったし、以前は病院で血圧が上がるなんてことはありませんでした。

なのに今は下の数値がそのくらいあります(汗)。上は140〜160くらい。自宅で計ってもそうです。念のためにホークアイに聞いてみたのですが「がんに直接関係はないと思う。internist(一般の内科医)に相談してください」などと言われました。

どーしてだろー??? 年のせい?? 皆さんはこんな経験ありますか?

う〜ん...とゆーことで、今日も簡単更新でした(謝)



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2010年8月12日

また簡単更新です(謝)




皆さん、こんにちは。

ちょっと間が開いてしまったので、今日は安否確認?の簡単更新です(笑)。

今週からまた仕事を再開したので、ちょっと忙しくなって記事アップが遅れています。ごめんなさい。

日本はお盆休みに入る頃でしょうか? お盆と言えば思い出すのは...この8月15日で私も術後3年を迎えます♪ あの当時の事を考えると、3年後もこんなにピンピンして迎えられたことにホントに感謝です。

この調子だと、元気に5年経過も迎えられるかなぁ???


コナーも元気ですョ。


私が帰ってきてしばらくは、たまに動いた瞬間意味不明の「悲鳴」?をあげてたので心配だったのですが、ここ数日それもないみたいです。


今朝の自主トレ in 裏庭(なんか眠そうな顔...)


今日は先日習った180°と270°ターンの練習を少しやりました。

ハンドラーがギャップに入らなくても、2ジャンプがワンセットでできるように、と言われたのですがこれがなかなか難しい...(汗)。


ちょっとためらいがちにジャンプ??

ママもこのハンドリングにまだ慣れてないから、返って困惑させてるのかなー。

すまぬ、コナー。(汗)


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2010年8月7日

アジリティ・ハンドリングシステム



皆さん、こんにちは♪

スイス旅行記は一日お休みして、今日は約2週間半ぶりのアジ練でした。

コナーの体調不良と私のスイス行きが重なって、2回クラスに行く事ができなかったので、今日はトレーナーさんに個人で補習をしてもらいました。

久々の練習でしたが、コナーと私の「究極のビギナーコンビ」にしてはまあまあの出来。(コナーがツイッターで「く○ガキ」呼ばわりされたのを愚痴ってましたが...まあ、それはいつもの事ですから...笑)

ドロシーさん、時々口が悪いけど、とにかく凄く聡明で(大学で数学を教えている)、素晴らしいアジトレーナーです。

今日は中級レベルのハンドリング、サーペンティン(Serpentine)とスレドル(Threadle)の基礎も教わりました。

ところで、私の通っているアジリティ・スクールでは、Derrett System というハンドリングを全クラスで適用しています。アジのハンドリングは、もちろん「これが絶対正しい」という方法はないのですが、このあたりのトップハンドラーたちは、このDerrett System を導入している人たちが多いようです。

こちら↓はこのシステムの開発?者、Gregg Derrett氏。

ハンドリングとスピード感もさることながら、BGMの"Back in Black" by AC/DCがまたたまりませんねー。

80年代が青春の真っただ中だったおばちゃんはこの「雄叫び」を聞くと背筋がぞくぞくしてしまいます。(笑)




そしてこちらは奥様、Laura Derrettさんのハンドリング...ほんとにお美しーですねー(惚れ惚れ♡)


コナーと私がこんなペアになれる日は来るのだろうか??...(←やっぱむりか?)




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2010年8月6日

バーゼル5泊7日のがん治療の旅 〜 プロローグ


皆さん、お待たせ致しました。

やっとスイスはバーゼル大学病院でのPRRT治療のご報告がまとまりつつあります。(と言っても今日は出だしのみ...再度すみましぇん..涙)

進行がん患者がたった一人でスイスまで行って、一体どんな治療をしてきたんじゃい??と興味深く思われている方もいらっしゃると思うので、少し詳しく書きたいと思います。(どうでもいい事も一杯含まれてるかもしれませんが...汗)

あ、一人で行ったのは、今回3回目と言うこともあり、最近の体調も安定していて症状も殆どなく、血液の数値もほぼ正常だったからです。

初めて行かれる方や、症状のある方は、副作用がどのくらい出るかは未知なので、一人で行かれることはもちろんお勧めではないです。

***

とゆーことで、私がサンフランシスコを出発したのが7月22日。

朝10時頃に自宅を出て、近所のクリスさんに車で送ってもらい、近くのBART(電車兼地下鉄)駅で降ろしてもらいました。


BART駅


そこからBARTに乗って約1時間、サンフランシスコ国際空港(SFO)に到着。

午後2時発(の予定だった)のフランクフルト直行便の搭乗手続きを済ませ、出発を待っていました。ゲートでセキュリティチェック、出国手続きも終わり、いよいよ機内に搭乗。

と、そこまでは良かったのです。...が、しばらく機内で座っていても、なかなか飛行機が動き出しません。

そのうち機長からのアナウンスが流れ、離陸の準備に手間取っているということ。でもそのうち出発するだろうと思っていたら、さらに30分くらい待たされて、また機長のアナウンス。

今度は「燃料タンクにややsignificant(重大な)問題が見つかったので修理中だ」などとと言い出します。

え?!今「燃料タンク」って言った?「重大な問題」って...それってその場で修理して直るもんなわけ??そんな飛行機飛ばして大丈夫なの??

私はかなりびっくりしたのですが、周りのドイツ人(らしき人たち)はうんともすんとも反応せずに、ただアナウンスに耳を傾けています。ふむ..こーゆーことって良くあるのかしら? 

そして待たされる事さらに1時間。再度機内アナウンスで、今度こそ離陸するのかと思えばさらなるトンデモ発表!

「技師が厳密にチェックし、話し合った結果、この機体は多分使えないだろうということです。新たな飛行機を準備しないと行けないので乗客は手荷物を全部持って飛行機から下りてください。」

この時ばかりはさすがのドイツ人もうなり声をあげていましたが。ブーブー言いながらみんな一旦棚に上げた荷物を全部降ろして、またまた搭乗ゲートに戻りました。

結局いつ出発出来るか分からないので、とりあえず2時間後にゲートに戻ってこいと言われ、仕方ないのでそれまで空港内をプラプラすることに。

お腹も減って来たので、偶然見つけた日本食屋で鍋焼きうどんをたべたり、あとはお店を見て回ったりして時間を潰し、2時間後またゲートに戻りました。再度アナウンスがあって、さらにもう2時間掛かるとの事(怒)。

さらに空港内を歩き回ったり、ツイッターでつぶやいたりしていたのですが、iphoneの電池が切れかける所でようやく搭乗再開!(感涙)

やっと出発できたのは夜の9時近く...約7時間の遅れでした。

とうとう飛行機が動き出した時は機内で大喝采。

その時点でどーっと疲れてた私ですが、やっとSFから出られたことにホッと一息ついていたのでした。

...が...、後で明らかになるように、これは単なる「序曲」にすぎなかったのであります。(滝汗)

私のバーゼルへの長い長い道のりはまだまだ続く...。



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2010年8月4日

新ブログ☆開設

皆さん、こんにちは♪

本日付けで「まこと in サンフランシスコ」はこちらに引っ越して参りました。(旧ブログはこちら

今後の更新はこちらで行って行きたいと思います。また、以前書いたがん治療、情報などに関する継続的な記事は極力こちらに移す予定です。(時間が掛かるかもしれませんが)

お手数をお掛けしますが、ブックマークの変更を宜しくお願いします。

***

ところで、バナーの写真も同じだし「あまり代わり映えしないなー」なんて声が聞こえてきそうですが(笑)、この新しいサイト、結構自分で色々カスタマイズしたり、頑張って作ったんですよ〜。笑 これからもちょくちょくいじって遊ぶかもしれませんけど...笑。

一応、私の英語環境のマックのブラウザではきちとと映ってますが、皆さんのスクリーンでどう見えてるのかちょっと不安です。何かおかしな所があれば(レイアウトがずれてるとか、字が小さすぎるとか、文字化けしてる!?とか...)教えてくださいね。

そして...今回の引っ越しを機に、1年以上閉じてしまっていたコメント欄を「承認制で」再開したいと思ってます。頂くコメントの数次第では、以前のように、お一人お一人にお返事を書く事が難しいかもしれませんが、どうかご了承くださいませ


また、未公開コメントを希望の方は、コメントにはっきり「公開しないでー」と書いてくださるか、または右上の「CONTACT ME」のタブにあるメールフォームでご連絡ください。

今後の更新は、体調優先で「マイペース」でおこなって行くと思いますが、今後とも「まこと in サンフランシスコ」をどうか宜しくお願いします♪



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